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新聞記事

2015年5月の記事一覧

掲載日:2015.05.18

日本海スルメイカ 新潟・石川沖に主群

新潟からトラック便で届いたスルメイカ(15日、札幌市中央卸売市場)

日本海スルメイカの主漁場は5月中旬、石川(金沢)・新潟沖に形成されている。ただ、金沢は日産数量が増加基調にあるものの、シケで出漁を控える船も多く、操業隻数が増えず足踏み状態。一方、新潟は例年より早いスタートとなり、青森を中心に北海道、岩手、福井から集結している。


掲載日:2015.05.18

広尾漁協 タコ空釣縄作業効率化の工夫

使用後の縄を入れた専用ケース。積み重ねて置くことで船上の作業スペースを確保できる

広尾漁協のタコ空釣縄漁では、プラスチック製の専用ケースに使用後の縄を収納、積み重ねて置くことで船上の作業スペースを確保するなど作業の効率化を図っている。


掲載日:2015.05.18

沙流さけ・ますふ化場が竣工

日高管内の資源増大を担う「沙流さけ・ますふ化場」

一般社団法人日高管内さけ・ます増殖事業協会(坂本好則会長)は8日、昨年12月日高町福満に完成した「沙流さけ・ますふ化場」の安全祈願修祓式を開いた。サケ稚魚の生産尾数は従来の270万尾から500万尾に増強。新型浮上槽、水温調整装置などを新たに導入し、健苗の生産・飼育、適期放流への体制を強化。西部地区をはじめ日高管内全体の資源増大を図るための核となる施設として機能発揮が期待されている。


掲載日:2015.05.18

稚内計画220トン 繁茂「昨年より良い」

 稚内漁協は平成27年のコンブ計画数量(水コンブ含む)を220トンとしている。同漁協は「今季は流氷が到来せず、繁茂は良好。多少の地域差はあるが総体的に昨年より状況が良い」と説明。着業者も好漁に期待を高めている。ただ、厚生いによる実入り不足を懸念する声もある。


掲載日:2015.05.18

唐丹で採苗器投入、広田でも、付着急増

投入を待つ岩手県南部のホタテ採苗器

岩手県の唐丹町漁協管内で15、16日、ホタテの採苗器が投入された。試験採苗器への付着急増を受け同漁協が投入を判断。県南部で最も早くなった。広田湾漁協でも15日、広田支所管内の広田湾側に採苗器の半分の投入を指示した。


掲載日:2015.05.18

青森県西海岸定置網 ワラサとタイ好漁に沸く

好漁が続くワラサの水揚げ作業(14日、深浦港)

新深浦町漁協の定置網でワラサが好漁だ。5月連休明けから乗網しており、岩崎支所では13日に今季最高の4500箱を水揚げした。


掲載日:2015.05.18

宮城カキ 人気の殻付、生産実証

志津川湾で採苗、シングルシード養殖された「あまころ牡蠣」を試食会で提供

宮城県のマガキで天然採苗、シングルシード(一粒種)養殖により、オイスターバーなどで人気の未産卵でカップ(殻)の深い生食向け殻付の生産が実証された。これまでのむき身出荷に比べ高値で売れる可能性があり、注目される。種苗の確保増加と育成管理での歩留まりアップが当面の課題だ。


掲載日:2015.05.18

釧路・北海食品 いくら・すじこ専用工場新設

いくら、すじこ専用で稼働する第3工場

釧路市の魚卵メーカー・北海食品株式会社(佐久間章社長)は、いくら・すじこ専用工場の第3工場を大楽毛に新築、5月から稼働を始めた。米国、EU輸出のHACCP認証取得に向けた施設構造で、高度な衛生・品質管理を確保できる設備やシステムを導入。年内にも厚生労働省の対米輸出HACCP認証を取得、北米市場へのいくらの拡販を目指す。




掲載日:2015.05.18

業務卸・田中水産 小樽産調達力強み

納品商品を仕上げる「クリーンルーム」

小樽市に本社を置く田中水産株式会社(田中雅人社長、電話0134・34・3181)は、加工・配送拠点「札幌センター」に近接する札幌市場のほか、小樽産の調達力も強みにホテルや飲食店などの業務用卸を手掛ける。調理師免許取得の従業員を有し、ニーズにきめ細かく応える納品体制で定評を得ている。


掲載日:2015.05.18

陸奥湾 本年度14%増の7万トンを計画

 青森県漁連は、本年度のホタテ水揚げ計画量を前年度実績比14%増の7万トンに設定した。計画の6割強を占める半成貝の成長が良く、小型だった昨年とは打って変わりLサイズ中心。県漁連では「最終的に7万トンを超える可能性もある」としている。


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