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新聞記事

2019年2月の記事一覧

掲載日:2019.02.11

イサダ 岩手21日、宮城来月1日解禁


 三陸のイサダ(ツノナシオキアミ)漁解禁は、岩手県が21日、宮城県が3月1日となる。漁獲枠は両県各1万5000トンで昨シーズンと同じ。近年は漁模様が不安定、昨年までの2シーズンは価格が高騰しており、ハシリが注目される。今季価格に影響する昨シーズン産在庫は産地と消費地にそれぞれ少量とみられる。


掲載日:2019.02.11

函館市スルメイカ不振 高い依存度「やるしかない」

昨年も不漁が続いたスルメイカ(昨年7月、函館漁港)


 函館市漁協のスルメイカ釣漁は、水揚げが振るわず大半の船が11月で切り上げ、漁期終了の1月末を迎えた。数量は前年比39%減の404トン、金額は同33%減の3億4047万円に落ち込んだ。キロ平均単価は同9%高の843円だった。


掲載日:2019.02.11

三陸フィッシュペースト かまぼこ老舗2社、共同で新会社

旅するかまぼこ(「すきすきチーズ」と「うまうま牛たん」)


 かまぼこ店の株式会社及善商店(南三陸町)と株式会社かねせん(気仙沼市)の経営者2人はベンチャー企業「三陸フィッシュペースト株式会社」を立ち上げ、常温保存が可能な笹かまぼこを開発した。冷蔵保管が必要だったり、賞味期限が短いなど、これまでのかまぼこが抱えていた課題を克服。練り製品の国内需要が減少する中、土産品や子供向けおやつなど新たな需要の掘り起こしに注力していく。


掲載日:2019.02.11

理工エンジニアリングハモ骨切り機・フィレマシン 高歩留まりが人気


 理工エンジニアリング株式会社(高知市、有光功社長)は、職人技を再現したハモ骨切り機や、魚種・サイズを問わず連続処理できる多機能型フィレマシンを主力製品として展開している。高い歩留まりも好評で、人手不足に直面している水産業界を下支えしている。20日から始まる「シーフードショー大阪」に出展し、実機も携えてその処理能力を披露する。


掲載日:2019.02.11

函館・寺島商会 威力抜群の新型洗浄機

洗浄力をアップさせた新型のコンブ洗浄機


 株式会社寺島商会(函館市、寺島達則社長、電話0138・46・5527)の新型コンブ洗浄機「昆布フレッシャーKS─6」は、旧型より2本多い6本ブラシで洗浄力をアップ。加えて硬軟2種の毛を組み合わせたツートーンブラシを採用、コンブを傷めずに、泥や毛(ヒドロゾア)など付着物を除去できる。


掲載日:2019.02.11

尾岱沼 ホタテ活需要強く高値傾向

荷揚げされたホタテ。冬場はシートで覆い鮮度を保持する


 根室海峡共同海区のけた引は、2月から全5海域の操業を開始した。シケ早く定時操業は数日と苦戦する中、昨季同様、空貝も目立つため「計画達成は微妙な感じだがなんとかクリアしたい」と着業者。今後は日産280トン前後の水揚げが続く見通し。一方浜値はL、M中心の漁場で高値キロ400円台、S以下は活需要がけん引し300円前後と堅調だ。


掲載日:2019.02.11

日高中央スケソ刺網 年明け一転薄漁に


 日高中央漁協のスケソ漁は終盤に入った。今季は様似地区の刺網で昨年11、12月に好漁。ただ年明け以降はシケも絡んで薄漁に転じた。浜値は放卵や卵質低下に伴い弱含みで推移している。


掲載日:2019.02.04

網走湖ワカサギ安値

網走湖で水揚げされるワカサギ


 西網走漁協のワカサギは、つくだ煮原料に合わない大型サイズが例年より多く、浜値はやや安値に傾斜している。日産はハシリの3トン前後から2トン台に落ち込み、昨年を下回る出足となった。  網走湖の氷下引網は15日にスタート。ワカサギ振興会(会長・千葉裕司理事)の29人が9カ統で操業している。今季の豊度は低水準で、1カ統減の影響もあり日産2トン程度の水揚げ。


掲載日:2019.02.04

毛ガニ、今季も供給減


 北海道産毛ガニは今季も資源低下で供給量の減少が続く。日高は若干増枠だが、十勝・釧路が減産、3月に開幕する主産地のオホーツクも減枠で過去最低の許容漁獲量となる。一方、消流動向は全域的に小型傾向などで、昨年産の冷凍在庫は大・中サイズがほぼ消化され、価格形成は強含みの様相。連年の価格上昇で消流停滞のリスク感も強まっている。


掲載日:2019.02.04

オ海ホタテけた引 19年計画29万4800トン


 オホーツク海けた引漁の2019年水揚げ計画は前年実績比10%増の29万4800トンとなった。北部の宗谷、猿払村、南部の常呂が4万トン超え。12単協中8単協で増産を計画している。このうち3月から始まる漁場造成は1万トン台前半と見込まれ、昨年の3倍に増える見通し。


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