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新聞記事

2016年6月の記事一覧

掲載日:2016.06.06

江差ベニズワイ好漁 組成大型、ノルマも消化

好値がついているベニズワイガニ(5月30日、江差漁港)

 ひやま漁協江差地区のベニズワイガニ漁は水揚げが順調に推移し、今季も計画数量を達成する見通しだ。組成は大型中心で、ズワイガニの代替需要なども加わって浜値は昨年より2~3割高に付いている。


掲載日:2016.06.06

戸井漁協・芳賀さんのミツイシ養殖 手入れ工夫し脱落防ぐ

 戸井漁協でミツイシ養殖を営む芳賀浩平さんは、施設やコンブの手入れを独自に工夫、シケによる脱落を防いでいる。間引き時の巻き付けで業務用の輪ゴム=写真=を使うことと、4月下旬ごろから浮球(増玉)を増やし施設を安定させることがポイントだ。


掲載日:2016.06.06

クロマグロTAC 定置、共同管理方式導入へ

 水産庁は7月から試行する太平洋クロマグロのTAC(漁獲可能量)制度で、特定の魚種のみを管理するのが難しい定置網は全国17道府県で漁獲枠を共同管理する方式を導入する方針だ。


掲載日:2016.06.06

宮城県漁協 ホヤ5000トン強、埋立て処分へ

最悪事態の回避に期待がかかる養殖ホヤの水揚げ(5月、石巻市)

 宮城県漁協は今季水揚げ対象となる養殖ホヤについて、東京電力への賠償請求方針を固めた。福島第一原発事故を理由にした韓国の輸入規制が解除されず、生産が回復するホヤのうち5千㌧強が水揚げできないと危惧されていた。この分を埋め立て処分することで市町と対応を協議し、東京電力に対し、震災前の韓国輸出向け出荷価格を参考に補償を求めていく。


掲載日:2016.06.06

壮関、三陸・大槌に新工場完成

岩手大槌工場の外観

 栃木県矢板市の食品メーカー株式会社壮関(板山健一社長)は、岩手県大町安渡に新工場を完成した。生産設備を搬入し、6月末から一部稼働を開始する。三陸産茎わかめの調味工程を主体とし、海産品の加工を行う。同町初の県外誘致企業であり、操業5年後までに50名の雇用を計画。雇用機会を創出する拠点としても期待が高まる。


掲載日:2016.06.06

羅臼春定置のトキサケ 今季も活じめに力

船上活じめし全量出荷するトキサケ(5月27日、羅臼漁協市場)

 羅臼漁協の春定置では、付加価値対策で10年ほど前からトキサケの活じめに取り組んでいる。網起こし直後に船上で処理、全量を出荷する。今季も序盤は有限会社丸モ田中漁業、峯浜水産有限会社、有限会社植別水産の3軒が行う。


掲載日:2016.06.06

髙橋工業 国内初CO2直膨方式採用

CO2直膨方式トンネルフリーザー

 髙橋工業株式会社は自然冷媒CO2直膨方式ユニット「シグマ」を開発し、トンネルフリーザーに採用した。フリーザーへの利用は日本初。1号機はブロイラー処理のウェルファムフーズ岡山事業所が昨年末に導入、大幅な省エネ効果が出ているという。髙橋工業の柳井順社長は「CO2を使用したシステムでは国内初。今後大きな広がりをみせる可能性は高い」と話す。


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