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新聞記事

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掲載日:2022.10.24

持続的な水産業へ~「TSSS2022」開催


 持続可能な水産業の振興をテーマにしたアジア最大級のイベント「東京サステナブルシーフード・サミット2022」(TSSS2022・株式会社シーフードレガシーと経営誌の日経ESG主催)が19~21日開催された。「水産『ブルーオーシャン』戦略を描く~人権・生物多様性・気候変動から考えるサステナブル・シーフード~」をテーマに、水産分野が向かうべき新しい領域「ブルーオーシャン」を切り開く道筋について考えた。


掲載日:2022.10.24

石巻のミノリフーズ、サバ水煮アレンジ自在

地元ブランド「金華さば」を使用。優しい味付けで、どんな食材とも合わせやすい。小骨は食べても気にならない軟らかさ


 ミノリフーズ株式会社(宮城県石巻市、渋田大和社長、電話0225・21・2704)の調理済みレトルトパウチ商品「オラの金華味 鯖水煮」が注目を集めている。サバの水煮では珍しい包装形態だけでなく、さまざまなレシピで楽しめるよう半身をそのまま詰めた点も特徴。情報番組が企画したふるさと納税の人気返礼品ランキングで1位に選ばれた。地元ブランド魚のPRにも一役買う。


掲載日:2022.10.17

サンマ苦戦、昨年同水準

サンマの荷揚げ(10月11日、花咲港)


 根室・花咲港を拠点とするサンマ棒受網漁は、低調だった昨年と同水準の水揚げが続いている。9月下旬以降は日量100トン超えも散見され、ハシリより上向いたものの、漁業者や地元の買受人は「水揚げが増えている実感はなく、厳しい状況には変わりない」と一様に不安を口にする。組成は小ぶりで100グラムが目立ち、地元の加工会社は「小サイズが多く、本州送りにも苦労している」と強調。10月中旬以降での水揚げ挽回と組成の大型化に望みを託す。


掲載日:2022.10.17

渾身の「砲弾鰤」顧客の心に直撃

漁期が1カ月ほどの砲弾鰤


 東京都文京区の鮮魚店・すなお水産と北海道標津町の漁師団体・標津波心会が試行錯誤の末に送り出した神経じめのブリ「砲弾鰤(商標登録済み)」が、同店の顧客に衝撃を与えている。見ただけで身質の高さが分かるほどだ。これまでにも宣伝されてきた同会の商品だったために常連客らの期待は高く、注文が相次いでいる。


掲載日:2022.10.17

Sakana bacca 沖縄・国頭フェア開催

シャーベットアイスに包まれた沖縄産鮮魚


 株式会社フーディソンは8~14日、運営する鮮魚店「Sakana bacca」2店舗(五反田店・グランスタ東京店)で沖縄県の国頭漁協と協業して「やんばる国頭フェア」を開催した。フェア期間中、シャーベットアイスにより高鮮度で運ばれた、首都圏では珍しい鮮魚をはじめ、国頭村の産品を販売。これまで県内出荷がほとんどだった鮮魚類を、大消費地に売り込む機会とした。


掲載日:2022.10.17

小平産ホタテで6次化

ベビー貝8枚入りの「レンチンホタテ貝」加熱した後はすぐに食べられる


 小平産ホタテの商品開発、販路拡大に向け、新星マリン漁協臼谷地区帆立養殖部会の有志が「うすはまフーズ株式会社」(岸良斉社長)を立ち上げ6次化に取り組み始めた。ベビー貝の「レンチンホタテ貝」や3年貝の「味付ほたて貝柱」を主力に独自の凍結製法で商品化。食品ロス軽減を念頭に食べ切りサイズで販売開始した。岸良社長は「居酒屋チェーンなど業務筋の販路拡大も視野に対応したい」と意欲を示す。


掲載日:2022.10.10

利尻ヒラメ、ブランド力に磨き

冷却装置(中央)を完備した「ひらめ蓄用施設」


 利尻漁協は昨年、「ひらめ蓄用施設」の水槽全6基に冷却装置を完備、水槽内を適温に保って魚体の擦れや身痩せを防止、より品質の高い活魚を生産する体制に整備した。たもを使わず水揚げすることやゴム手袋を着用しない選別など魚体の擦れを徹底的に防ぐ従来の取り組みと併せて「利尻産ヒラメ」のブランド力に磨きをかけている。


掲載日:2022.10.10

函館・米田商店を人材紹介業・クックビズが子会社化


 飲食・フード関連産業の人材紹介業などを展開するクックビズ株式会社(大阪市、藪ノ賢次社長)は、2021年8月に函館地裁に民事再生を申し立てた株式会社久一米田商店(函館市)が新設分割により立ち上げた「きゅういち株式会社」の全株式を取得した。同社が水産加工会社の事業再生に乗り出すのは初めて。経営体制の再構築や設備投資に加え、人材の採用や育成の強化などを通じ早期の再生を目指す。


掲載日:2022.10.10

「海づくり大会」プレイベントで機運醸成


 来年9月17日に厚岸町で開かれる「第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会」の1年前プレイベントが2日、厚岸漁港屋根付き岸壁特設会場で開かれた。水産関係者ら150人が出席。大会テーマ・ロゴマーク・コスチュームの披露、カウントダウンボード除幕式などの式典、海上歓迎・放流の各行事を通し、本大会に向けた機運醸成を図った。


掲載日:2022.10.10

道漁連と振興協会、沖縄で食育講座開く


 道漁連と道昆布漁業振興協会は9月15日、沖縄県の調理師学校2校で昆布の食育講座を開いた。道産昆布の歴史や栄養、食べ方などを解説するとともに各銘柄を使っただしの飲み比べも実施。栄養・調理学などを学ぶ学生に日本食を支えてきた昆布の魅力と奥深さを伝えた。


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