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新聞記事

2017年5月の記事一覧

掲載日:2017.05.22

江差の松田漁業部 ベニズワイ水揚順調

輸入減少で好値が付いているベニズワイガニ(江差港)

 ひやま漁協江差地区のベニズワイガニ漁は昨年並みの順調な水揚げで推移している。浜値も昨年より1割高。着業する松田漁業部の松田親専務は「国内在庫が払底状態。飲食店や卸業者から本ズワイの代替として引き合いが強まっている」と説明する。


掲載日:2017.05.22

北斗のトナミ食品工業 過熱水蒸気焼成品を強化

過熱水蒸気焼成装置を導入し、商品開発を強化

 北斗市のトナミ食品工業株式会社(利波英樹社長、電話0138・48・1234)は、過熱水蒸気焼成加工の商品開発を強化する。昨年10月に森町に専用工場を整備。調理済み食品で簡便・時短調理などの需要層獲得を目指す。併せて北海道沿岸の主要魚種が漁獲低迷に陥る中、ジャガイモなど野菜の加工品も手掛け、周年稼働体制を確保していく。


掲載日:2017.05.22

宮城 志津川湾 あまころ牡蠣10万個へ

生産拡大で販売に期待がかかる「あまころ牡蠣」

 宮城県南三陸町の志津川湾で16日、「あまころ牡蠣」の水揚げが始まった。天然採苗のシングルシード(一粒種)養殖で、事業化2季目。11人が昨シーズンの3倍超となる10万個の出荷を目標に、成長が良いこともあり水揚げを20日余り早めた。付加価値が高いうえ養殖期間が短いなど魅力が多く、うまく販売できれば新たな養殖に弾みがつく。


掲載日:2017.05.22

ラムラと網走市 流氷明けの味覚フェア開く

限定数量で提供された毛ガニの姿蒸し上げ

 首都圏を中心に飲食店を展開する株式会社ラムラ(東京都中央区)は網走市と連携し、「オホーツク・網走流氷明けの味覚フェア」を15日から6月9日の期間で実施している。流氷明けの時期が特においしいカニやウニなど、春の食材が豊富な網走市のイメージを首都圏で発信し、地場水産物の消費拡大や交流人口の増加を図っている。


掲載日:2017.05.15

岐阜のスーパー「駿河屋」アスモ店 食べる昆布 売場新提案

ドライ担当バイヤーが企画・提案したとろろ昆布売場

 【高山=鈴木亮平】POPや担当者による商品提案で昆布販売を工夫しているスーパー「駿河屋アスモ店」(27年6月8日付掲載)は、新たに「食べる昆布」のPRに注力している。だしを取った後の昆布の活用をテーマに「捨てずに炊いてみよう」「実は超簡単」とシンプルレシピを提案する。また従業員向けのだし講座も開始、昆布の持つうま味や鰹・煮干しとの相乗効果を体感し共有。「食べる」「だし」「健康」の3つを柱に魅力発信に努めている。


掲載日:2017.05.15

羽幌の蝦名漁業部 エビ酒蒸し、製造拡大

 ナンバンエビの酒蒸しで6次化に取り組む北るもい漁協所属の有限会社蝦名漁業部(蝦名弥代表)は、直売店を併設した自社工場を羽幌町幸町57の国道232号線沿いに整備し4月21日にオープンさせた。ナンバンエビの「酒蒸し甘えび」は、蝦名桃子専務を中心に平成26年から製造・販売。「甘えび専門店・海の人」を設立し、同漁協苫前支所の冷凍庫や町の施設で生産をスタート。生産量の増加に伴い、保管場所や加工場、事務所、直売店を集約した自社工場「甘えびファクトリー・第51高砂丸」を整備した。


掲載日:2017.05.15

青森県陸奥湾本年度計画 へい死影響、平年並みに

 青森県漁連は本年度のホタテ水揚げ計画をまとめた。成貝、半成貝合わせ7万700トンと試算。へい死の影響で、史上最高となった平成28年度実績よりも37%減、約4万トン少ないが、過去10年の水揚げではおおむね平均的な数量となる見通し。


掲載日:2017.05.15

宮城県南三陸町・行場商店 大森工場が竣工

切り身加工機(三友スーパーイタサン)は2基で日産4万枚

 サケ加工一筋に躍進する宮城県の株式会社行場商店(南三陸町、髙橋正宜社長)は4月30日、同町の志津川漁港後背地に「大森工場」を竣工した。第一、第二工場で生産するフィレーを切り身加工、パック詰めする。原魚から量販店に並べられる最終製品まで一貫生産してニーズに応えるとともに付加価値を高める。庫腹2000トンの可動ラック式冷蔵庫も整備、保管体制も充実させた。


掲載日:2017.05.15

三豊の商品戦略 新幹線車内用に少量規格

車内食べ切りの少量商品

 生珍味・水産総菜メーカーの株式会社三豊(本社・東京、塩田康就社長)の函館工場(北斗市、電話0138・73・5501)は、北海道新幹線開業の商機を捉え、観光客向けの商品開発を強化している。北海道産を前面に訴求。新幹線を模したパッケージ商品に加え、車内などで手軽に食べられる少量規格の商品も打ち出し、末端消費者にアプローチしている。


掲載日:2017.05.15

余市郡漁協 昨年度からカキ・ホタテを試験養殖

へい死もなく「まずまずの成長」という養殖カキ(本間部会長提供)

 余市郡漁協で浅海漁業などに着業する10人は、昨年度からカキ・ホタテ養殖試験に取り組んでいる。他地区から搬入した種ガキとホタテ半成貝を余市港に垂下。今後の調査で成育状況を確認、出荷の可否を判断する。


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