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第22回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー

株式会社築地蟹商

出展品

   カニ類、縞ホッケ、エビ類、ツブなど(ともにロシア産)

見どころ

 今年から取り扱いを始めたロシア産縞ホッケやボタンエビ、甘エビを展示会で初披露。主力のカニ類やツブなども提案する。
 縞ホッケは、カニで取り引きしているロシアの業者から原料ベースで2千㌧を仕入れた。本来海外に輸出される原料だったが、新型コロナの影響で流れはストップ。この良質な原料に目を付け、トライ品として同社が日本向けに仕向けた。
 オホーツク海クリル沖のみで育つ縞ホッケは、身が厚くボリュームがあり、脂乗りも良い。国内ホッケの流通量はアラスカ産を主軸に、道産の真ホッケと続くが、ロシア産はほとんどない。この機に船凍品の鮮度の良さをアピールしたい考え。
 すでに8月中旬から各量販店と商談を開始。大手量販店ではトライアルとして既存品からロシア産に切り替えたが、その期間は前年比大幅増で推移したという。継続的な取り扱いに向けて動き始めている。
 ロシア産のボタンエビや甘エビも本来海外へ渡るべき原料だったが、コロナが影響して停止となったため、同社が日本向けに仕向けた。
 約千㌧を仕入れており、初年度の反応を確かめていきたい考え。ロシア産ボタンエビは船凍品で、カナダ産よりも甘みが強く、身質も良い。高級すし店や日本料理店などと商談が進む。
 主力のカニ類は、カナダのICHIBOSHI LPCを買収したことで、同国のガルフエリアより鮮度のある良品をガス凍結で日本向けに販売できるパイプを開拓。ただ、今年はロシア産が米国に買い負けしたため、国内の搬入量が前年の4~5割ほどで価格高になるという。同社の取扱量も昨年の7千㌧(カナダ産と合わせ)に達せず、取り扱いは減る模様。
 メイン商材のロシア産タラバはこれから漁期を迎えるが、同じく搬入減が予測されるという。それだけに新規商材である縞ホッケやエビ類で需要をつかみ、商機を獲得していきたいとしている。

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