電子版 電子版サンプル

新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2024.04.15

ベトナム加工の道産ホタテ販売

応援隊や開発ストーリー、「さかなの日」の掲示とともに販促したフェアの売り場


 関東甲信越でショッピングセンターチェーンを展開する株式会社ベイシア(群馬県前橋市)は3~7日、スーパーマーケット「ベイシア」116店で「ホタテ応援フェア」を開催した。ベトナムで殻むき加工した北海道産ホタテを販促するもので、原料は株式会社フーディソンから供給を受けた。中国による日本産水産物の禁輸が続く中、水産業界を応援したいという思いで着手したフーディソンの取り組みに同社も賛同。水産庁が制定する「さかなの日」とも連動し、さまざまなアイテムで売り場を盛り上げた。


掲載日:2024.04.08

ホタテ生産能力増強-森町砂原の澤田水産-

「イータマックス冷凍システム」を採用した連続式急速凍結フリーザー


 森町砂原の株式会社澤田水産(澤田光社長、電話01374・8・2162)は、対米HACCPの認定取得に向け、ホタテ加工施設・設備の整備を実施した。原貝の1次処理工場や包装・梱包室を大幅に改修し、衛生管理を強化。併せて凍結設備の低温化や処理能力の増強を図った。国内や既に輸出に取り組んでいる東南アジアなどでの商品力向上に加え、米国など海外販路の拡大を目指す。


掲載日:2024.04.08

渡島噴火湾加工貝10%減2万1000トン


 加工貝の水揚げ最盛期となった渡島噴火湾は、3月下旬から6単協(長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合わせ日産千トン以上と増産体制に入った。3月末の累計数量は前年同期比10%減2万1千トン。計画達成率は45%。落部、長万部が日産300トン前後となった。一方、浜値は高値200円台で推移している。


掲載日:2024.04.01

陸奥湾全体3割減3万5000トン

昨年の半成貝出荷作業


 青森県漁連は2024年度の水揚げ計画を前年度実績比32%減3万5千トンと試算している。主力の半成貝が33%減2万6千トンと大幅に減産する見通し。成貝も31%減8900トンと1万トン割れの厳しい計画案となった。昨年の高水温に伴う稚貝や成貝の大量へい死を受け産卵時期の出荷は控える方針のため、4月の半成貝水揚げは大幅減となるもよう。


掲載日:2024.03.25

ベトナム加工の道産ホタテ販促

応援ののぼりを掲げたフェア開催時のサカナバッカ店内


 飲食店向け生鮮品EC「魚ポチ」や鮮魚店「サカナバッカ」を運営する株式会社フーディソン(東京都)は、ベトナムで殻むき加工した道産ホタテの販促に乗り出した。原料調達や海外輸送、現地加工のノウハウを持つ企業らと協業し、高品質商品の開発が実現。販路の一端には大手小売店も巻き込む形でプロジェクトが進んでいる。販売ルートを確立している同社が先導することで、継続的な取り組みになることに期待を込めている。


掲載日:2024.03.25

いぶり噴火湾加工貝水揚げ終盤95%達成


 いぶり噴火湾漁協で加工貝(2年貝)の水揚げが終盤に入った。3月16日時点の累計水揚量は6076トン。下方修正した6360トン計画に対する達成率は95%となった。今季はへい死率の高い地区がある中で歩留まりも向上しており、同漁協では「当初計画の7930トンには届かないが最終的に7千トンは超えそう」とみている。一方浜値はキロ100円を割り80円前後まで暴落。東電補償の確定時期が未定のため、着業者は「当面の経営資金が賄えない」と先行きを不安視する。


掲載日:2024.03.18

泊ホタテ養殖部会今季の出荷開始

ホタテの出荷作業(2月29日、泊漁港)


 古宇郡漁協所属の漁業者9人で組織する泊ホタテ養殖部会(部会長・山村伸幸理事、指導漁業士)は2月から国内向けを皮切りに今季の出荷を開始した。1回当たり約10トンペースで水揚げし、総勢20人ほどのスタッフで出荷作業を行っている。2月には宮城向けに3回出荷。3月からは韓国向けの出荷が始まり、4日にはキロ850円の高値を付けた。


掲載日:2024.03.18

湧別漁協、ホタテ玉冷加工場が竣工

オートシェラー。毎時最大2万3040枚処理。2台は小谷商店から移動し最新型に改良した


 ホタテ玉冷加工の専用工場として建設を進めてきた湧別漁協(阿部俊彦組合長)の「ほたて加工場」が待望の竣工を迎えた。原料受け入れから加工、製品梱包まで一連の生産ラインを一元化。労働者不足を補う自動生むき機「オートシェラー」や自動計量・包装機の導入で省人化を実現した。環境・衛生面に配慮し対米・対EUHACCP認定も取得予定。原貝の処理能力は年間5千トン、最大580トンの玉冷製造が可能となり、6月に始まる本操業に合わせ本格稼働。今年は4千トンの処理を目指している。


掲載日:2024.03.18

留萌管内ホタテ韓国向け活出荷開始


 留萌管内で韓国向け活出荷が始まった。3月6日に開始した遠別漁協は日産20トン~四十数トンで週4日前後のペース。2月末に始めた新星マリン漁協鬼鹿支所は週1~2台で、13日現在残り2台となった。浜値は前年同期とほぼ同様のキロ500円台を付けている。


掲載日:2024.03.11

噴火湾7単協3月序盤は日産1000トン


 最盛期に入った噴火湾の加工貝は、3月上旬に7単協(いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合わせ日産約千トンと増産した。いぶり噴火湾、長万部、落部が200トン台、森、砂原、鹿部が100トン前後の水揚げ。貝毒規制中(自粛)で条件付き処理加工のためボイル中心の仕向けとなる中、A貝はキロ100円前後と弱含みに展開している。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る