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新聞記事

秋サケ一覧

掲載日:2024.04.22

オランダ島サーモン生産本格化、120トン目指す

山田魚市場に水揚げされたトラウトサーモン(4月15日)


 岩手県山田町の三陸やまだ漁協(菊地敏克組合長)は、山田湾で養殖するトラウトサーモン(ニジマス)の今季の水揚げを開始した。2年間の実証試験を経て、事業化移行を果たした初年度。キロ1100円ほどの高値で取引されている。省力化を推進しながら、知名度アップと販路拡大を目指す。7月上旬までに前季比1.5倍の120トンの水揚げを見込む。


掲載日:2024.04.15

5月「北海道二海サーモン」合同会社設立

いけすでの給餌作業(4月9日、熊石漁港)


 ひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会が熊石漁港で養殖に取り組む「北海道二海サーモン」は、八雲町との試験養殖の枠組みが今年の水揚げで終了し、5月にはひやま漁協熊石支所サーモン養殖部会の髙橋聖治部会長、佐藤茂樹さん、平井徳之さんの3人が「合同会社二海サーモン」を立ち上げ、養殖いけすを新設し出荷体制を再構築するなど本格事業に移行する。


掲載日:2024.04.15

久慈市漁協養殖ギンザケ今季初水揚げ、2割高

初水揚げされた久慈育ち琥珀サーモン


 岩手県の久慈市漁協(川戸道達三組合長)は11日、久慈湾で養殖したギンザケ「久慈育ち琥珀サーモン」1.6トンを今季初水揚げした。需要の高まりや飼料など生産コストの上昇を受け、昨季より2割ほど高いキロ900円台で取引された。7月下旬までに660トンの水揚げを計画する。


掲載日:2024.04.08

石巻魚市場にトラウト2年ぶり入荷

石巻魚市場に2年ぶりに入荷し、選別される養殖トラウトサーモン


 宮城県の石巻魚市場に1日、県産のトラウトサーモン(ニジマス)が2年ぶりに入荷した。ギンザケ生産者の阿部郁也さん(有限会社グルメイト=本社・石巻市湊西=専務)が試験的に養殖した3トン。記録的な高水温が続く中、ギンザケより成長が早く、養殖期間を短縮できるトラウトへの関心は今後、買受人の間でも高まることが予想される。今季の入荷量は4月末までに計30トンを計画する。


掲載日:2024.04.01

養殖ギンザケ初入荷-石巻魚市場-

石巻魚市場に今季初めて入荷した養殖ギンザケ


 宮城県内トップを切って、石巻魚市場に3月28日、県産の養殖ギンザケ5.2トンが入荷した。高水温により稚魚の池入れが例年より3~4週間ずれ込んだ影響で、昨季より25日遅い初入荷。待ちわびた花形の到来に市場は活気づいた。サイズは1.5キロが主体。初回としては大きく、平均単価はキロ1240円と、昨季を142円上回った。入荷は切れ目なく続く。


掲載日:2024.02.26

ギンザケを時短調理

3月のオンライン教室で作る宮城県産ギンザケを使った時短弁当の完成イメージ


 盛信冷凍庫株式会社(宮城県石巻市、臼井泰文社長、電話0225・95・7615)などは3月、宮城県産養殖ギンザケを使ったオンライン料理教室を開く。時短をテーマに、複合フィルムメーカーのクリロン化成株式会社(大阪市)とコラボ。高機能素材の調理袋を用いることで手軽においしく作れ、臭いや掃除の手間も軽減できる点をPRし、魚食普及につなげる。


掲載日:2024.02.26

いくらは年明け値下げ基調-東京都・豊洲市場-


 東京都・豊洲市場のいくら消流は相場が下げ基調下、販売は伸びていない。年明けからしょうゆの卸値は秋サケ子が1回、マス子は3回値下げ。仲卸業者は「飲食店などの顧客にとって市場の商材はどれも高騰しているため、相場が下げ止まるまで待っている状況。その分、売れ行きは悪い」と明かす。


掲載日:2024.02.26

岩内町、海洋深層水を活用し陸上蓄養試験実施


 岩内町は青森県の株式会社オカムラ食品工業、同社グループ会社の日本サーモンファーム株式会社と包括連携協定を結び、トラウトサーモン(ニジマス)の海面養殖試験を推進。加えて、岩内沖の海洋深層水を活用した陸上の蓄養試験にも取り組んでいる。


掲載日:2024.02.19

「北海道とまりカブト」生存率9割超目指す


 泊村と古宇郡漁協が海面養殖に取り組む「北海道とまりカブトサーモン」は昨年11月にトラウトサーモン(ニジマス)の種苗約1万1800尾を投入し、今春には3期目の水揚げを目指す。昨年6月上旬の2期目の水揚げでは約12トンを出荷。生存率9割超。平均重量2.2キロだった。2023年度はいけす円型20メートル1基を増設し、4基体制とした。


掲載日:2024.02.19

秋サケ資源回復へ-検討会議設置


 近年低水準で年変動や地域間格差が大きい秋サケ資源の早期回復、ふ化放流事業の安定継続に向け、道水産林務部は試験研究機関や民間増殖団体の有識者で構成する「秋サケ資源対策検討会議」を設置した。8月末までをめどに4回開催し、減少要因の分析と効果的なふ化放流などを検討し、対策を取りまとめる。


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