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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2024.03.25

伊達沖でヒラメ狙い

小型中心のヒラメ(3月20日、豊浦漁港)


 いぶり噴火湾漁協のカレイ刺網が始まった。3月は5~6軒の専業者が操業する中、オオズワイガニの大量乗網に伴う破網を避けるため、数軒が伊達沖でヒラメ狙いに切り替えている。浜値は上がキロ3千円と好値を付けている。


掲載日:2024.03.25

白糠タコ縄は岸寄りせず3割減


 白糠漁協のタコ空釣縄漁が前年に比べて低調に推移している。タコが岸寄りせず、上側中心に漁が薄いほかスケソなどが針に掛かり漁獲を阻害。2月末現在で数量、金額ともに前年同期比3割減と苦戦。平均単価は前年並みの好値を維持しており、漁期後半の増産に期待がかかる。


掲載日:2024.03.25

散布養殖ウニ80%増45トン見込む

2年目の稚ウニ


 散布漁協の養殖ウニ(エゾバフンウニ)は昨年9月に水揚げを開始し、出荷最終盤の3月15日現在で昨年の出荷量約25トンを上回る約43トン。今季の最終出荷45トンを見込んでいる。増産傾向を受け、今季からは出荷先のウニ加工業者を小川水産株式会社の1軒から有限会社カネキ木村水産、マル北水産株式会社を加えた3軒体制に拡充した。


掲載日:2024.03.25

えさん漁協養殖の間引き進む


 えさん漁協の養殖コンブは、株密度(コンブの本数)を調整して生育を促す間引き作業が進んでいる。生育状況について各地区の部会長は「例年に比べると小さい」と実感。昨年の採苗遅れやコンブが密生していたことを要因に挙げる。


掲載日:2024.03.25

いぶり噴火湾加工貝水揚げ終盤95%達成


 いぶり噴火湾漁協で加工貝(2年貝)の水揚げが終盤に入った。3月16日時点の累計水揚量は6076トン。下方修正した6360トン計画に対する達成率は95%となった。今季はへい死率の高い地区がある中で歩留まりも向上しており、同漁協では「当初計画の7930トンには届かないが最終的に7千トンは超えそう」とみている。一方浜値はキロ100円を割り80円前後まで暴落。東電補償の確定時期が未定のため、着業者は「当面の経営資金が賄えない」と先行きを不安視する。


掲載日:2024.03.18

潜在資源、ダルス活用に一丸


 積丹町、東しゃこたん漁協などで組織する積丹町地域活性化協議会(代表・馬場龍彦町商工会長)は、同漁協積丹支所余別地区で行っているウニ餌料用ホソメコンブ養殖施設の幹綱に着生するダルスを活用した特産品開発に取り組んでいる。現在はみそ汁や麺類など料理のアクセントにもなる乾燥タイプと地元旅館料理長監修レシピによるつくだ煮の2種類の試作を進行。年内にも町内の温泉施設や直売所で乾燥ダルス(1パック10グラム)などを販売することを目標としている。


掲載日:2024.03.18

課題解決へ漁業者ら情報共有-函館市水産産学連携交流会-


 函館市主催で北大地域水産業共創センターが共催する「令和5年度(2023年度)函館市水産産学連携交流会」が6日に戸井西部総合センター、7日に南茅部総合センターで開かれた。漁業関係者の連携を深め情報共有を図ることなどを目的に07年度から実施しており、両会場合わせて漁業者ら約90人が参集。天然資源の低迷や養殖の採苗不良、人手不足などコンブを取り巻く環境が一層厳しさを増す中、研究者らが課題解決に向けた取り組みなどをテーマに講演した(戸井地区のみ掲載、一部は後日)。


掲載日:2024.03.18

留萌管内ホタテ韓国向け活出荷開始


 留萌管内で韓国向け活出荷が始まった。3月6日に開始した遠別漁協は日産20トン~四十数トンで週4日前後のペース。2月末に始めた新星マリン漁協鬼鹿支所は週1~2台で、13日現在残り2台となった。浜値は前年同期とほぼ同様のキロ500円台を付けている。


掲載日:2024.03.18

釧路東部海域毛ガニ、低調ペース

荷揚げされた毛ガニ(3月12日、厚岸漁港)


 2月に始まった釧路東部海域(昆布森・厚岸・散布・浜中の4単協)の毛ガニ漁は低調ペースで折り返した。3月11日現在の水揚数量は前年同期比20%減の8.4トンで、許容漁獲量(48トン)の達成率は18%にとどまっている。


掲載日:2024.03.18

泊ホタテ養殖部会今季の出荷開始

ホタテの出荷作業(2月29日、泊漁港)


 古宇郡漁協所属の漁業者9人で組織する泊ホタテ養殖部会(部会長・山村伸幸理事、指導漁業士)は2月から国内向けを皮切りに今季の出荷を開始した。1回当たり約10トンペースで水揚げし、総勢20人ほどのスタッフで出荷作業を行っている。2月には宮城向けに3回出荷。3月からは韓国向けの出荷が始まり、4日にはキロ850円の高値を付けた。


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