電子版 電子版サンプル

新聞記事

2021年2月の記事一覧

掲載日:2021.02.22

一印高田水産、塩たらこ製法を一新

「合成着色料・亜硝酸ナトリウム不使用」を表示した「雪たらこ」の化粧箱


 鹿部町の(有)一印高田水産(髙田大成社長、電話01372・7・2013)は今年、噴火湾産のスケソ卵でつくる主力の塩たらこを一新した。合成着色料・発色剤(亜硝酸ナトリウム)不使用で商品訴求の不可欠要素となる「紅色」の色合いを備える新製法に改良。より体にやさしく、消費者が安心できる商品の提供で差別化に臨む。


掲載日:2021.02.22

「業界に貢献」決意新たに


 今年度「岩手大学釜石キャンパス卒業研究発表会」が18日、釜石市の同キャンパスで開かれた。農学部食料生産環境学科水産システム学コースの4年生15人が研究を支えた地元漁業者らに感謝しながら、浜に学んだ集大成を披露。水産業の未来を担う専門人材としてさらなる飛躍を誓った。


掲載日:2021.02.22

宮城養ギン1万4600トンを計画

例年通り3月中旬ごろに初水揚げが予定されるギンザケ


 宮城県産養殖ギンザケの今季(2021年)生産量は1万4600トン前後になりそうだ。昨季から若干の減産となる見込みだが、成育はおおむね良好で3月中旬ごろから水揚げがスタートする予定。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要を背景に在庫消化は進んでいるとみられ、活発な取引が期待される。


掲載日:2021.02.15

根室の氷下待網オーナー制度、2年目に手応え

制度のメインとなる漁業体験(6日)


 根室の若手漁業者8人でつくる「ノースクルーズ」の氷下待網オーナー制度が2年目の日程を終えた。漁業体験をメインに魚種や伝統漁法を学べる内容で他のオーナー制と差別化。子どもも楽しめ食育にもつながることから家族連れも多く参加。小向純一代表は「2年続けて参加してくれた方もいた」と手応えをつかむ。一方で、来年に向け周知の強化を課題に挙げ、新たに単文投稿サイト「ツイッター」の活用などを検討していく。


掲載日:2021.02.15

噴火湾加工貝は今季もボイル主体


 加工貝(2年貝)の水揚げが本格化する噴火湾では、いぶり噴火湾漁協に続き渡島側の長万部、八雲町、森漁協も出荷を開始。2月後半から本格化する見通しだ。浜値はキロ100円台中盤から後半で推移している。一方、仕向けは内販中心にボイル主体の展開。冷凍両貝輸出は中国・大連港のクローズで物流が停滞しており、不透明感が強まっている。


掲載日:2021.02.15

富山、昆布購入額7年連続首位


 総務省の家計調査によると、昨年1年間の1世帯当たり(2人以上)の昆布購入金額は、富山市が全国主要都市の中で最も多く、7年連続の全国一となった。昆布つくだ煮は福井市が2年連続の1位。両品目とも上位は昆布食文化が根付く近畿・北陸勢に、東北を加えた3地方の都市で大半を占めた。


掲載日:2021.02.15

苫小牧漁協ホッキ、価格形成焦点に

ホッキの荷揚げ作業(2月4日、苫小牧港)


 苫小牧漁協のホッキ冬漁は豊富な資源量を受け、順調な水揚げが続いている。冬ホッキ部会の伊藤美則部会長は「ノルマの消化は問題なく進んでいる」と話す。


掲載日:2021.02.15

吉村燻製工房、秋サケ原料にペットフード製造販売


 鵡川漁協で刺網などを営む吉村正さんと勇毅さん親子は今年、秋サケを素材とする猫用ペットフードの販売に乗り出した。6次産業化の取り組みで昨今のペットブームに着目。前浜産の鮮度や化学調味料無添加の安全面を訴求していく。   1月からむかわ特産物直売所「ぽぽんた市場」で売り出した。正さんが代表を務める吉村燻製工房が加工品を製造。オルニチンやカルシウムが豊富な骨ごとサケ全体を使用する。サケとばを作る乾燥機を活用。皮や骨は粉状にして振りかけた。正さんは「保存料や着色料を使わず、安全・安心なペットフードを目指した」と話す。


掲載日:2021.02.15

いぶり噴火湾タコ箱薄漁・小型に苦戦

煮だこ。今年の水揚げは出足から振るわない


 いぶり噴火湾漁協のタコ箱は、例年になく苦戦している。冬場はオカ側中心の水揚げとなるが、「数量が少なくサイズが小さい」と着業者。今年は1月から荒天が続き出漁回数も少なく、着業者は今後の好漁に期待している。


掲載日:2021.02.15

歯舞漁協フノリ採取始まる

漁業者が手作りするゼンマイ。先端の刃で岩からフノリを削り採る


 歯舞漁協で5日、フノリ採りが始まった。歯舞漁港近くのポンコタン地区では、数十人が「ゼンマイ」と呼ぶ専用漁具を手に、岩場に繁茂したフノリを採取。「例年に比べ短い」と話す着業者が多かった。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る