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新聞記事

2016年4月の記事一覧

掲載日:2016.04.11

新しい道水産林務部長 小野寺勝広氏が抱負

 1日付で道水産林務部長に就任した小野寺勝広氏は4日、記者会見を開き、水産行政かじ取りの抱負を語った。漁獲量の減少を課題に挙げ、日本海振興と併せて資源増大などに取り組む漁業者の育成・支援を重点に強調。漁業就業者の減少・高齢化の進行を踏まえ、協業化・共同化も検討事項に示した。


掲載日:2016.04.11

伝承の味 京昆布2周年 若年層向け包装に注力

主力のつくだ煮や塩吹き。彩りのあるキューブ型の箱に入れて販売

 【京都】北区紫野にある専門店「伝承の味 京昆布」は、3月でオープン2周年を迎えた。若年層をターゲットにした商品包装が特長的で、主力のつくだ煮や塩吹きは彩り豊かなキューブ型の箱を採用、昆布キャラメルは瓶詰めで展開する。だし昆布や量り売りの角切りなど「昆布屋の基礎」(谷口寿朗社長)もしっかりと継承。「現代風と昔ながらの小売の2つを融合させた」商品構成で差別化を図る。


掲載日:2016.04.11

畠山工機 ワカメ作業機械化

新型ワカメ芯取機

 機械化が難しく遅れている養殖ワカメの収穫、加工で、昨シーズンから、ボイル塩蔵の芯取り機が供給され、陸上での大型刈り採り装置が試験されている。人手に頼らざるを得なかった仕事だが、三陸では大震災後、頼みとなる人の不足が加速。労働集約型作業からの脱皮が急がれ、省力化装置が注目、期待される。


掲載日:2016.04.11

宗谷管内 漁場造成で歩留高水準

枝幸漁協の昨年の漁場造成(昨年3月、目梨泊漁港)

 漁場造成を進めている宗谷管内4単協の歩留まりが例年の数値より高めだ。ハシリは7%程度だったが、すでに10%前後まで上昇。グリコーゲン含量も高く各漁協は今後の数値に注視している。


掲載日:2016.04.11

根室湾中部 ホッキ手掘り解禁

操業が始まったホッキ手掘り漁(7日、春国岱)

 根室湾中部漁協のホッキ手掘りの春漁が7日に始まった。春漁は種貝用に根室漁協、歯舞漁協、日高漁協門別支所に出荷。シケで予定より1日遅れたものの、初日は12人が操業し、水揚げは2トンと、「順調な出足」と着業者。一方、秋には水揚げの安定に向け、懸案だった漁場の資源調査を計画している。


掲載日:2016.04.11

オホーツク活魚(枝幸) パーシャル窒素氷を活用

 枝幸町の株式会社オホーツク活魚(藤本隆治社長、電話0163・62・4553)は、マイナス1~3度のフレーク窒素氷で鮮度保持力を高め、サケ、ブリなど前浜産の販売拡大に乗り出す。併せて皮・骨・うろこ取りなど加工度も重視。末端の使い勝手を向上させ、特に北海道外の遠隔地での需要先獲得を目指していく。


掲載日:2016.04.04

製氷・冷凍・冷蔵・解凍 技術、著しく進歩

 海外市場での需要増大、消費者の安全・安心意識の高まりなど水産物を取り巻く消流環境の変化と相まって、氷蔵、凍結、冷蔵、解凍技術の開発が目覚ましい進歩を続けている。併せて電気料金の値上げ、昨年4月のフロン排出抑制法の施行などを受け、水産現場の省エネ、自然冷媒への取り組みも進んでいる。技術の研究・開発・普及動向を紹介する。


掲載日:2016.04.04

三陸ワカメ高騰 塩蔵、買受人厳しく

高騰したワカメ入札(3月30日、気仙沼)

 三陸ワカメのボイル塩蔵が高騰している。直近の入札で、岩手抜きと宮城外抜きの1等が1万5000円台中心、元葉1万円前後、中芯4000円台など、軒並み上がった。在庫解消に加え、中国と鳴門の減産見込み、三陸の減産や品質への懸念が重なり、買受人の確保意欲が強まったためだ。買受人は厳しく、生産者間には来季の不安が深まりつつある。


掲載日:2016.04.04

宮城ギンザケ ハシリの価格堅調

上場されたギンザケの選別作業(石巻市場)

 宮城県の養殖ギンザケ水揚げが始まり、ハシリの価格が堅調だ。3月下旬は女川、石巻両市場に1日10トン前後出荷され、キロ800円ほどを維持。「引き合いがある」「需要が出てきた」という。今季は1万2500トンの水揚げが見込まれ、2年目となる活じめの評価にも期待がかかる。


掲載日:2016.04.04

室蘭、マガレイ好調

卵の成熟進度が5月並みのマガレイ(3月25日、室蘭魚市場)

 室蘭漁協のカレイ刺網はマガレイが好漁だ。例年より早く量がまとまっている。一方、浜値は水揚げの増加で昨年の半値ほどに落ち込んでいる。


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