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新聞記事

2016年1月の記事一覧

掲載日:2016.01.11

三陸ワカメ 階上で収穫開始

 宮城県気仙沼市の階上地区で4日、養殖ワカメの刈り採り、ボイル塩蔵加工が始まった。生育は遅れ気味との見方があったが、先陣を切った小野寺和義さんは「葉は伸びが良く、肉も去年より厚い。色もまずまず」と喜ぶ。


掲載日:2016.01.01

コンブ・定置で活躍期待

 道南の南かやべでことし、5人の漁業後継者が誕生する。北海道南茅部高校を今春卒業予定の佐藤晃太さん(17)、加我拓海さん(18)、石川明将さん(18)、佐藤大吾さん(18)、本間海飛さん(17)の5人。共通するのは「漁師の仕事が大好き」なこと。幼少から魚の網外しやコンブ干しなど家業を手伝い漁業は生活の一部。学校に行くと漁の話で盛り上がり、互いにロープワークを教え合う。「父の働く姿に憧れて」「漁師しか頭になかった」。それぞれの思いを胸に、間もなく船出のときを迎える。


掲載日:2016.01.01

菅原組、8年目のコンブ養殖/松前沖に進出

 海洋土木の(株)菅原組(函館市、菅原修社長)はことし、松前町でのコンブ養殖プロジェクトを立ち上げてから8年目を迎える。異業種の漁業参入は全国的に珍しく、先行事例として注目される。


掲載日:2016.01.01

27年北海道、連年の低来遊/22年単年級の不振影響

 昨年(平成27年)も前年に続き3千万尾台半ばの低来遊にとどまった北海道の秋サケ。26年に4年魚、27年に5年魚として回帰した22年級の不振が要因。特にオホーツク、根室、えりも以東の道東が顕著だった。一方、23年級は4年魚までの回帰が近年平均以上の来遊数で、来期の漁獲回復に期待がかかる。


掲載日:2016.01.01

稚魚の原虫病予防にオレガノが効果あり/さけます水試

 秋サケの資源回復に向け、道総研さけます・内水面水産試験場が稚仔魚の原虫病予防技術の開発に取り組んでいる。ハーブの一種・オレガノを添加した飼料を給餌することで原虫の寄生を抑制できることを見いだし、昨年来、ふ化場での実証試験を実施。治療から予防への転換で、健苗育成とその作業負担の軽減につながる新技術。増殖事業関係者も実用化への好結果に注目している。


掲載日:2016.01.01

カキ/サロマ弱含み、厚岸好値

 昨年の北海道内のカキは、サロマ湖が減産で弱含み、厚岸は前年並みの出荷でむき身、殻付きともに高値傾向。良質に育った宮城は脱落被害で出荷量が伸びず浜値は高値に振れた。


掲載日:2016.01.01

オ海前年割れか/噴火湾2~3割減

 ことしのホタテ生産見通しを道漁連の大谷内優営業第一部長に聞いた。オホーツク海の水揚げは前年割れで、玉冷相場は輸出中心の高水準継続を示唆。噴火湾は2~3割減を予測し、ボイル生産量は最低でも1万トン以上を確保したい考え。


掲載日:2016.01.01

道加工連、5月5日「かずの子の日」に販促イベント

 北海道水産物加工協同組合連合会(中陳憲一理事長)はことしから、5月5日の「かずの子の日」に、末端売り場で販促イベントを実施する。記念日の認知度向上と併せて正月以外の新たな購入機会を創出し、数の子の消費拡大を目指す。


掲載日:2016.01.01

減産、太平洋側シケで苦戦/平成27年度道内コンブ

 平成27年度の道内コンブ生産は、前年度(約1万8000トン)を下回り、1万6000トン台となる見通しだ。大シケや天候不順の影響で、日高など太平洋側を中心に操業日数が伸び悩んだ。主要銘柄の値決めは日高や道東ナガなどが消流の鈍さを映し下方修正。羅臼は値上げで妥結した。


掲載日:2016.01.01

東北の担い手育成/都会の若者が組合員に

 都会からボストンバッグ一つでやって来た若者が、東北の地域に根差して漁協組合員になる――。漁業の担い手不足に歯止めが掛からない中、一方でそうしたこともある。全国の海面漁家で後継者があるのは17%弱(平成25年)、東北では県により10~30%程度。後継者確保のポイントは安定収入だが、居住環境なども重要条件だ。岩手、青森両県の浜で後継者、担い手育成のヒントを探った。


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