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新聞記事

2015年4月の記事一覧

掲載日:2015.04.20

新星マリン、ニシン前年比5倍 久々の高水準、浜に活気

 新星マリン漁協(山田徹組合長)のニシン刺網が今季、久しぶりの高水準だ。臼谷地区で3月中旬に4トン台の近年にない日産を記録。鬼鹿地区でも3月下旬からまとまった水揚げが続き、4月13日現在の水揚げは前年実績比5倍の16.2トン。道水産林務部の集計によると、平成21年(最終実績19トン)以来6年ぶりに15トンを超え、浜は好漁に活気付いた。


掲載日:2015.04.20

公海サンマ資源調査用船 第18三笠丸が出港

 岩手県大船渡市の水産加工業・鎌田水産株式会社(鎌田仁社長)の大型サンマ棒受網・第18三笠丸(199トン)が14日、今夏の北太平洋海域でのサンマ資源調査に向け、同社本社前の同市赤崎町下蛸ノ浦の漁港を出港した=写真。国立研究開発法人・水産総合研究センター開発調査センターの平成27年度海洋水産資源開発事業の用船で活躍する。


掲載日:2015.04.20

利尻漁協 ワカメ繁茂、値も上々

例年以上に繁茂している利尻島のワカメ(15日、沓形地区)

 利尻島のワカメ漁が12日始まった。着業者が最も多い沓形地区では初日に10トンを水揚げし、十数年ぶりの豊漁に湧いている。


掲載日:2015.04.20

岩手ワカメ終盤の南部第3回入札「品質より確保」

 岩手県産ワカメの南部地区第3回入札が大船渡市の県漁連南部支所で16日に開催され、ボイル塩蔵の価格が高騰気味となった。前回入札を10%前後上回る落札が多く、芯抜1等は1万円超えが続出。品質は前回より下がっていたが、シーズン終盤を迎えて大幅な増産見込みが崩れる中、買受人は確保に強い意欲をうかがわせた。


掲載日:2015.04.20

松前さくら漁協白神地区 アワビ挟採り上々

海藻類が少なく採りやすいというアワビ(9日、白神漁港)

 松前さくら漁協白神地区で、3月からアワビ挟み採り漁が行われている。今季は漁場の海藻繁茂が少ないことで採取条件が良く、着業する鳴海政樹さんは「上々の水揚げ、サイズも良型」と喜ぶ。


掲載日:2015.04.20

石巻 コウナゴ豊漁好値

活況が続くコウナゴ水揚げ(15日、石巻市場)

 宮城県のコウナゴ(イカナゴの当歳魚)が豊漁、好値だ。石巻市場では4月、火光利用敷網約40隻が1日50~100トンを水揚げ、350~250円平均となる日が多い。サイズは40ミリ中心で、漁場形成が例年になく安定している。水温が低く成長が遅れ気味で、漁、価格とも大型連休明けごろまで期待できそうだ。


掲載日:2015.04.20

羽幌の甘エビ専業・蝦名漁業部 加工部門立ち上げ

朝獲れの活甘エビを蒸し上げた「酒蒸し」

 第51高砂丸でエビ漁を営む羽幌町の有限会社蝦名漁業部(蝦名弥社長、電話0164・68・7777)は昨年6月、水産加工・販売部門「海の人」を立ち上げ、水揚げ日本一を誇るナンバンエビ(甘エビ)の全国発信に乗り出している。漁家伝承の味「酒蒸し」を商品化。道産食品のトップブランド「北のハイグレード食品+(プラス)」の選定も弾みに、各方面に売り込んでいる。


掲載日:2015.04.20

羅臼の間引きを有効利用 麺に練り込みラーメンに

 羅臼漁協の嶋祐輔さんが5~6月の養殖間引きコンブを提供し、北海道メンフーズ㈱(札幌市、須貝昭博社長、電話011・252・9655)が販売する「羅臼昆布ラーメン」が好評だ。


掲載日:2015.04.13

福島吉岡ホッケ・メバル刺網 「まるで釣り物」の高鮮度

発泡に詰めた後も生きた状態のソイ(同支所)

 福島吉岡漁協の小入羽忍理事(指導漁業士)は、投網後1時間で揚げる“究極の日網”でホッケ・メバル刺網に着業している。メバルやソイは発泡詰めした後も生きており、「釣りで漁獲した魚のようだ」と評価されるほど鮮度は抜群。加えて、魚体に網跡が付かず見た目もきれい。短時間操業のため網地が傷みにくく、経費削減にもつながっている。


掲載日:2015.04.13

岩手ワカメ入札 中芯高騰3000円超

 岩手県産ワカメの地区別第2回入札が南部で6日、北部で7日に開催された。ボイル塩蔵は、上場が合わせて3万5914箱と増加。芯抜1等は北部が9000円台後半中心と前回入札よりやや上げ、中芯は南部も含め全量が3000円を超え高騰。上場は次回入札(16、17日)までがピーク、冷水接岸で懸念された色は水温上昇で最終入札(29日)まで保つとみられる。


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